ヤミ金の例
ヤミ金の例

■小口ヤミ金融
自己破産者・多重債務者などをターゲットにしてダイレクトメール(DM)などで、「特別融資!」などど持ちかけて、実際には法定金利をはるかに上回る金利を取る。
東京都知事(1)の登録番号を使っている場合が多い。

■090金融
電柱などの張り紙、郵便受けへの投げ込み広告などで、「1〜10万円まで」、「現金即配達」などで現金を貸し付けるが、その利息は法定金利をはるかに上回っている。連絡先は主に携帯電話の番号を使っているため、090金融と呼ばれている。

■家具リース
実際は家具を買い取る意志がないのに、買い上げた形を装い、数万円〜10数万円を融資。
同時にリース契約を結び、利息としてリース料を受け取る。そのリース料を金利と考えると高金利となる。家具の買い取り時に査定をしないなど、不自然な取引と考えられる。

■チケット金融
代金後払いという契約で通行券などの金券を販売し、その金券の売却先を指定し換金させる。実際に受け取る現金を元本、後日返済する金額と現金との差額を金利と考えると高金利となるので注意が必要。通常、金券を後払いで購入する必要はなく、広告から現金化できることが連想され、不自然な取引と考えられる。

■紹介屋
「他社で断られた方にもすぐにご融資します。」などといったおとりの広告を出し、多重債務者を呼び込み、「あなたの信用状態はよくない。当社では貸せないのでほかの店を紹介する。」などと偽って、借入額の10%〜50%を紹介料と称してだまし取る。

■整理屋
「債務を整理・解決します」などと広告し、多重債務者から「整理手付金」といった名目で現金などを預かるが、整理を引き延ばした上、実際には、整理をしないで次々と現金をだまし取る。

■買取屋
クレジットカードで商品を次々と買わせ、それらを定価の30%〜50%ぐらいの金額で買い取り、下取り業者に転売して利益を得ている。
申込者は、一時的には現金が入る。クレジット会社から請求が来るので、債務が膨らむ。